データメッシュという分散型データプラットフォームを構築することで、各組織の自律的なデータ活用を推進します。
よくある課題
企業内の組織や取り扱うデータが多様化・複雑化しており、中央集権的にひとつのデータプラットフォームを構築しデータを集約する場合、
集約には開発のコストや時間がかかり、ビジネス側の求めるスピードに対応できないことがあります。
また、管理対象となるデータの取り扱いルールや規制もビジネスごとに異なることが多く、無理に統合しようとすることで、かえってデータ活用の妨げになることがあります。
解決のポイント
各ビジネスドメインごとにデータプラットフォームを構築し、データやプラットフォームの管理はビジネスドメインが主導しておこないます。
IT部門は、横断的・集中的に管理するべきデータの管理と、ビジネスドメインのサポート・支援を担当します。
この時、ビジネスドメインごとに個別管理されたデータを相互に活用するために、ドメイン間のデータ提供方法・ルールはあらかじめ整備しておく必要があります。
このような、分散型のデータプラットフォームは「データメッシュ」と呼ばれます。
電通総研の強み
ビジネスユニット主導での自律的なデータ活用を実現するためには、ビジネスユニット側で技術スキルを持つ人材や体制を組成すること、データ活用推進のための教育やサポート体制を確保することが不可欠となります。
また、テーマ・プロジェクトごとにデータ活用を推進していくなかで、事例を作り、課題をクリアしていくことで、
より成熟したプロセスを徐々に確立するような進め方が必要となります。
電通総研では、このような自律的なデータ活用を実現するためのご支援をしています。
