DendroBium（デンドロビウム）は、電通総研が培ってきたCDP構築やマーケティング基盤の実績に、Webアプリ開発力とマーケティング知見を融合して開発したデータレイクハウスネイティブCDPです。基盤には「Databricks」を採用し、データレイクの柔軟性とデータウェアハウスの信頼性を両立。構造化・半構造化・非構造化データを一元管理し、BI・AI・生成AIなどの多様な分析処理を単一プラットフォームで実行できます。企業ごとの事業特性や目的に応じて柔軟に構成できるコンポーザブルCDPとして、リアルタイムかつオムニチャネルでのデータ活用と、高度な意思決定を支援します。
データ統合・管理基盤（Databricksレイクハウス）
構造化 / 半構造化 / 非構造化データを問わず、ログ / テキスト / 画像 / 動画など多様なデータを統合管理。サイロ化したデータを整理し、すべての情報資産をビジネスに活用できる環境を整備します。
AI/BI統合ダッシュボード
KGI・KPIを定点観測し、現状の把握から要因分析、アクション立案までをシームレスに支援します。AIによる分析結果をダッシュボード上で可視化し、意思決定のスピードと精度を高めます。
多視点AIエージェント分析
マーケティング戦略立案者 / データサイエンティスト / 顧客資産アナリストなど、複数の視点を持つAIエージェントが異なる観点から分析を実施。多面的な示唆を導きます。
ナレッジ補強型AI分析（RAG対応）
社内文書や外部データを学習させ、ドメイン知識を踏まえた高度な解釈・提案を実現。データと知識の融合による深いインサイトを導き出します。
データアクティベーション連携
AI分析で抽出した結果をUnity Catalog上のマネージドテーブルに書き出し、マーケティングオートメーションツールや広告プラットフォームに連携。分析から施策実行までを一貫して支援します。
DendroBiumの特長
- レイクハウスを中核としたオープンなアーキテクチャ
Databricksのレイクハウス技術により、データレイクの柔軟性とDWHの信頼性を両立します。オープンフォーマット採用で他システムとの相互運用性と拡張性を確保します。 - 企業データ資産を核とした設計
企業独自のデータ資産を中心に据え、信頼性と一貫性のある環境を設計します。データ主権を確保し、長期的に活用できる基盤を提供します。 - コンポーザブル構成による柔軟な拡張性
データ連携 / アクティベーション / 業務アプリなど、最適な機能を組み合わせて段階的に拡張可能。事業フェーズや目的に応じて柔軟に進化します。 - 業務への高い適合性と拡張性
カスタムアプリ開発によって、企業ごとの業務要件に最適化したUI/UXを提供します。現場の業務プロセスに即した設計で、データ活用の定着と効率化を支援します。 - AIによる戦略的インサイト創出
複数のAIエージェントが役割ごとに分析を行い、要因解明から施策提案までを自動化します。多角的な視点による分析で、迅速かつ戦略的な意思決定を支援します。
製品構成
Snowflake、およびAWS/Azure等クラウド基盤の導入経験を活かし、PoCのための環境構築をご支援します。PoCの検証観点やお客様のご要件・ご成約に合わせた環境を検討いたします。
