Databricksは、従来のデータウェアハウス(DWH)とは一線を画す「データレイクハウス」アーキテクチャを採用しています。
これにより、構造化データからテキスト、音声、動画といった非構造化データまで、あらゆるデータを一元的に管理し、データのサイロ化を解消します。
さらに、データの準備・前処理から、機械学習(ML)モデル、LLM(大規模言語モデル)を含む生成AIの開発・運用まで、データとAIに関するあらゆるワークロードを単一のプラットフォームで完結させることが可能です。

Databricksとは:データとAIのための統合基盤

生成AI時代の課題とDatabricksによる解決策

生成AIの活用が急速に進む一方、企業は「データとAI資産のガバナンス」と「AI自体の信頼性・コスト」という二重の課題に直面しています。あらゆるツールにLLMが搭載され、データとAI資産が散逸しガバナンスの維持が困難になる一方、AIエージェントの品質評価やハルシネーション(嘘の生成)の防止、コスト最適化も追いついていません。Databricksは、これら双方の課題に対し、「データレイクハウス」アーキテクチャですべてのデータを統合し、データとAI資産(モデル、データ、ダッシュボード等)のガバナンスを一元化する機能を提供します。さらに、企業データに基づく高品質なAIエージェント開発を支援し、AIによる自動評価や継続的な改善を通じて、信頼性とコスト効率をも両立させる統合的な解決策を提供します。

Databricksを活用した電通総研のソリューション

Databricksの強力なデータとAIの基盤能力を最大限に引き出すため、電通総研は実証された独自のソリューションを提供し、お客様のDXとAI活用を加速させます。

導入テンプレート 「BricksBase(ブリックスベース)」

「BricksBase」により、データ分析基盤の早期構築を実現します!
BricksBaseは、予めテンプレート化された汎用処理を適用することで、Databricksを用いたデータ基盤を素早く、高品質に構築する電通総研のオリジナルソリューションです。


■「BricksBase」開発の背景
企業のデータ活用は加速している一方で、基盤構築においては複雑さ・工数の大きさ・スキル依存といった課題が顕在化しています。
さらに、Databricks のような高機能なデータ基盤も、十分に活用するには高度な専門知識が求められ、導入効果を最大化できていないケースが多く見られます。

1.データ基盤構築の複雑性の解消
・複雑な仕組みをシンプルに整理し、構築プロセスを標準化
・短期間での基盤立ち上げを実現

2.スキル依存からの脱却
・属人化しがちな作業を仕組み化
・担当者による品質のばらつきを抑制

3.Databricks活用の高度化支援
・分散処理やデータ管理の専門知識を補完
・プラットフォームの性能を最大限引き出す設計を提供
・データ蓄積〜加工〜分析〜AI活用までをスムーズに連携

専門知識への依存を抑えつつ、効率的かつ高品質にデータ基盤を構築できる環境を整えることで、企業は“データに基づく意思決定”へ集中できます。

■「BricksBase」の特長
1.「Databricks」の標準機能を活用した基盤構築
データの抽出から分析までを一つの環境で行える「Databricks」の特性を活かし、他製品を追加購入することなく標準機能のみで効率的な基盤を構築します。これにより複雑になりがちなシステム構成を簡素化し、運用コストの抑制と管理のしやすさを両立します。

2.独自のテンプレートと仕様駆動開発による構築期間の短縮
電通総研が独自開発したETLの標準テンプレートを活用します。手動でプログラムを個別開発するのではなく、設計書に基づいて自動的にシステムを構築する「SDD(仕様駆動開発)」を採用することで、仕様に準拠した均一な品質を保ちながら、最短2か月での導入を可能にします。

3.AIエージェントによる分析用データ作成の自動化
データ基盤構築において多大な時間を要する「ビジネス分析用のデータ集計」工程に、AIエージェントを活用します。担当者が入力したヒアリングシート(要件定義)をAIが解析し、最適な加工プログラムを迅速に生成します。さらにAIが自律的にエラーの解決や検証まで行うため、人為的ミスの防止と業務効率化を実現します。

データレイクハウスネイティブCDP:DendroBium

電通総研が提供する「DendroBium」は、Databricksを中核基盤として採用した次世代の「データレイクハウスネイティブCDP」です。

従来のCDPが抱える性能やコストの課題を、Databricksのオープンで高性能なアーキテクチャで解決。データのサイロ化を解消し、BIによる可視化から、高度なAI分析、さらには生成AIエージェントによる多角的なインサイト提供(AIペルソナ分析)までを、単一のプラットフォームで実現します。企業のニーズに最適化された「コンポーザブルCDP」として、人格と知識を持つ複数のAIが利用者に寄り添い、多角的なインテリジェンスを通じてビジネス価値を創出します。

Salesforce連携ソリューション

DatabricksとSalesforce Data Cloudの連携によって、データと施策の施策の分断を解消し、シームレスな運用を実現。DatabricksがETL処理やAIモデル開発を担い、整備されたデータをSalesforce Data Cloudが利用して顧客統合・AI活用・マーケティング施策を加速させます。スコアリングやRAG(検索拡張生成)の活用を通じて、より深い顧客理解とパーソナライズ体験が可能になります。

SAP連携ソリューション:BusinessSPECTRE XC

基幹システムであるSAPデータ活用の障壁を、電通総研の「BusinessSPECTRE XC」が解決します。SAP特有の複雑なデータ構造やライセンス問題をクリアする独自ロジックで、SAPデータを安全かつ高速にDatabricksへ抽出・転送。他システムのデータと組み合わせた全社横断での高度な分析やAI活用を可能にします。